ルームロールと権限
ルームロールは、入室、音声、共有、参加者管理など、対象のルーム内で利用できる操作を決めます。 組織全体の管理画面で利用できる操作は、組織ロールで管理します。
組織ロールとルームロールは異なるものです。組織ロールは組織全体に適用される権限のセットであり、ルームロールは特定のルームの参加ユーザーに適用される権限のセットです。
ルームロール
ルームロールは、特定のルームに参加するユーザーに対して割り当てられる権限のセットです。 このロールによって、ユーザーはルーム内での特定の活動が許可されたり制限されたりします。 ルームを管理する組織の管理者がロールを選び、ユーザー、グループ、ログイン状態などの対象に割り当てます。
ルーム権限
ルームロールには、次の権限を組み合わせて設定できます。 この表は権限の意味を説明するもので、既定のロールごとの初期付与を示すものではありません。
| 権限 | 許可される操作 |
|---|---|
| 入室 | ルームへ入室する |
| テキストチャット | チャットを送信する。受信はこの権限がなくても可能 |
| 強制退室 | ほかの参加者をルームから強制退室させる |
| リアクション | 絵文字やモーションでリアクションする |
| ミュート | 特定の参加者をミュートする |
| オブジェクトスポーン・移動 | ルーム内へオブジェクトを追加し、移動する |
| ペンでの落書き | ペンで空間へ線を描く |
| カメラの生成 | 写真や動画を撮影するカメラを生成する |
| オブジェクトのピン留め | オブジェクトをピン留めしてルームへ残す |
| フライモード | フライモードを有効または無効にする |
| ルームの更新 | ルーム名、説明、同時入室人数の上限などを変更する |
| 音声通話 | マイクで発話する。受信はこの権限がなくても可能 |
| メガホン通話 | 距離に関係なくルーム全体へ発話する |
| 参加ユーザーのマイク音量変更 | 対応する操作が提供されている構成で、 参加者のマイク音量を変更する |
| 強制描画 | 自分のアバターをほかの参加者の画面で常に描画する |
| 録音 | ルームの音声通話の録音を開始または停止する |
| 画面共有 | 画面やブラウザータブを共有する |
| Webカメラ共有権限 | Webカメラの映像を共有する |
| 画像共有権限 | JPEG、PNG、BMP形式の画像を共有する |
| ファイル共有権限 | 対応する画像、PDF、音声、動画、3Dモデルを共有する |
ルームロールの種類
管理画面には、製品が用意した既定のルームロールと、組織で作成したカスタムルームロールが表示されます。 製品が用意した既定のルームロール(システムロール)は、名前や権限の編集、削除はできません。 ロール名だけで判断せず、割り当てる前に管理画面で有効な権限を確認してください。
既定のロールで運用要件を満たせない場合は、カスタムルームロールを作成します。
既定ロールの権限
次の表は、4種類の既定ロールの権限です。 ✔️は権限あり、空欄は権限なしを表します。
| 権限 | 管理 者 | 一般参加者 | 入室のみ | 入室禁止 |
|---|---|---|---|---|
| 入室 | ✔️ | ✔️ | ✔️ | |
| テキストチャット | ✔️ | ✔️ | ||
| ボイスチャット | ✔️ | ✔️ | ||
| リアクション | ✔️ | ✔️ | ||
| カメラの生成 | ✔️ | ✔️ | ||
| ペン | ✔️ | |||
| 共有 | ✔️ | |||
| フライモード | ✔️ | |||
| オブジェクトのピン留め | ✔️ | |||
| ミュート | ✔️ | |||
| 強制退室 | ✔️ | |||
| 参加ユーザーのマイク音量変更 | ✔️ | |||
| ルームの更新 | ✔️ | |||
| メガホン | ✔️ | |||
| 強制描画 | ✔️ |
ログイン状態ごとの既定ロール
ルームの「権限」タブにある「ログインユーザー」と「未ログインユーザー」は、ログイン状態ごとに適用するロールの割り当てです。 その割り当てが適用される参加者には、選んだロールの権限が付与されます。 システムロールの権限そのものを編集する設定ではありません。
ログインユーザーには、個別ユーザーやグループへの割り当てが優先されます。 設定方法と優先順位はルームロールの割り当てを確認してください。
実際に利用できる操作
入室、音声通話、共有などは、適用中のルームロールに基づいて判定されます。 ルームの作成者や組織の管理者であることだけで、これらの権限がすべて付与されるわけではありません。 ルームの閉鎖や埋め込みは、ルームの作成者か、対象組織の管理者かどうかで別に判定されます。
ルームが閉鎖されている場合は、「入室」の権限があっても入室できません。 運用前に、対象者と同じロールを割り当てたユーザーで入室し、必要な操作を確認してください。