Skybox
Skyboxは空間全体を覆う空と大気の見た目を生成するエレメントです。 背景表現として使われるだけでなく空間の環境マップ(反射・ライティングの基準)にも利用されます。
Skyboxは空間に1つだけ追加できます。 Skybox変更時は環境マップも再生成され、空間内のマテリアル反射に反映されます。
プロパティ
| 項目 | 型 | 入力範囲 / 選択肢 | 初期値 | 説明 |
|---|---|---|---|---|
| 時刻 | number | 0〜24 (h) | 3.6 | 太陽方位を時間として指定します。 |
| 緯度 | number | -90〜90 (°) | 0 | 太陽高度に相当する角度を指定します。 |
| 輝度 | number | 0.001〜1.189 | 1 | 空全体の明るさを指定します。 |
| 散乱量 | number | 0〜0.1 | 0.005 | 大気散乱の量です。値を上げると霞んだ見え方になります。 |
| 散乱方向性 | number | 0〜1 | 0.8 | 散乱の方向性です。値が高いほど前方散乱寄りになります。 |
| 濁度 | number | 1〜20 | 10 | 地平線付近の見え方(濁り始め)に影響します。 |
| レイリー散乱 | number | 0〜4 | 2 | 大気の青み・減衰感に影響します。 |
プロパティの詳細
時刻
太陽の方位(Azimuth)を時間表現に変換して操作します。 0から24の範囲で設定し値を上げると太陽方位が進んで光の当たる向きや影の向きが回転し、値を下げると逆方向に戻ります。
緯度
太陽の高さ(Inclination)に相当する角度です。 値を上げると太陽高度が上がって空が明るくなりやすく影は短く見えやすくなります。 値を下げると太陽高度が下がって夕景・夜景寄りになり影は長く見えやすくなります。
輝度
空の最終輝度スケールです。値が大きいほど全体が明るく見えます。
散乱量
ミー散乱係数です。値を上げると光の散乱が増えて霞みやにじみが強くなり、空気感のある見え方になります。 値を下げると散乱が弱まり、よりクリアで抜けの良い見え方になります。
散乱方向性
散乱の異方性係数です。光がどの方向へ散乱しやすいかを制御します。
値を上げるほど前方散乱が強まり、太陽方向のまぶしさやハレーション感が出やすくなります。 値を下げると散乱はより均一に近づき、方向による見え方の差が小さくなります。
濁度
濁り(Turbidity)の制御値です。
値を上げると大気の濁りが増えて地平線付近が白っぽく黄味がかって見えやすくなります。 値を下げると透明感が増して空のコントラストが出やすくなります。
レイリー散乱
レイリー散乱(Rayleigh)の制御値です。
値を上げると青空成分が強まり遠景の空気遠近感が出やすくなり、値を下げると青みが弱まって全体的にフラットな空色になりやすくなります。