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配信者モード機能とツアー機能

このページでは、配信者モード機能とツアー機能について説明します。

配信者モード機能

配信者モード機能は、配信者が自分の画面をロビー(入室前の画面)に表示できる機能です。

この機能は、ルーム権限において「強制退室」権限を持つユーザーのみが利用可能です。権限を持つユーザーは、配信者モード機能を使うことで、配信者の画面をロビーに表示できます。

配信者モードは、ツールバーの「その他」メニューから「配信者モードを開始」を選択することで利用できます。

toolbar-image-streamer

配信者モードを開始すると、配信者の画面の映像がロビーに表示されます。 この際、共有される映像は3DモデルのみでモーダルやポップアップなどのUIは表示されません。

配信者モードを終了するには、ツールバーの「その他」メニューから「配信者モードを停止」を選択します。

ツアー機能

ツアー機能は、ユーザーが空間に入室せずに、3D空間を閲覧する機能です。 また、配信者モードを使用しているユーザーが存在する場合、その配信者の画面がツアー機能を利用しているユーザーに表示されます。

ツアー機能はプラグインを適用した一部のルームでのみ利用可能です。

音声の取り扱い

メガホンおよびブラウザタブ共有による音声

配信者の有無にかかわらず、これらの音声は常にツアー利用者に聞こえます。

マイクによる音声

配信者が存在する場合のみ、マイクからの音声がツアー利用者に聞こえます。 発話者のマイク音声の受信範囲内に配信者がいる場合、発話者の音声がツアー利用者に聞こえます。 配信者の音声もツアー利用者に聞こえます。

例: 以下のような位置関係の場合、ユーザーAと配信者の音声がツアー利用者に聞こえます。

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Video Elementおよび Audio Elementによる音声

配信者の有無にかかわらず、これらの音声は常にツアー利用者に聞こえます。 なお、配信者が存在する場合は、配信者のアバターの位置によって音量が変化します。 配信者による音声の停止や再生はツアー利用者には影響せず、常に初期設定が適用されます。 例えば Audio Element が Auto Play がオフの設定で配置されている場合、配信者が再生してもツアー利用者には再生されません。

効果音

配信者が聞こえる効果音は、ツアー利用者には聞こえません。

カメラ位置(視点)

ツアー機能におけるカメラの動きは、ルーム内に配信者が存在するかどうかで変化します。

  • 配信者が存在する場合:

ツアー参加者の視点は、配信者の現在の視点と同期します。 つまり、配信者が見ている方向や角度が、そのままツアー参加者の見ている映像となります。 これにより、配信者が見せたいものをリアルタイムでツアー参加者に見せることが可能です。

  • 配信者が存在しない場合:

ルーム作成時にSpokeなどのツールで設定された「ScenePreviewCamera」という特別なカメラオブジェクトの位置付近を、ツアー参加者の視点が自動的に漂います。 これは、ルームの全体像や主要をツアー参加者に自然な形で紹介するための挙動です。 特定の位置に固定されるわけではなく、緩やかに移動しながら様々な角度からの眺めを提供します。